◆お知らせ
2024年8月2日(8/24開催)「腰が痛い!椎間関節障害のみかた」
エコーを用いた研修会の目的は、『刺鍼の見える化』です。刺鍼する場所やポイント、深さ、方向などは体表からは視認できません。多くの方々は、講習会や書籍から学んできたと思われます。
しかし、個体差のある人体では ”曖昧な情報” となっていたのではないでしょうか?(例)棘突起から何寸外側など…
つまり、多くの鍼灸師は解剖学的に曖昧な部位への刺鍼をしていた可能性があります。また、ご自身の臨床や術者間における刺鍼位置の再現性は非常に低くもなるでしょう。
今回、エコーを用いる研修会を実施することで、体表からは視認できなかった体内が描出されます。そして、「鍼先が解剖学的にどの部位にあるのか」を知る手掛かりになると思われます。
エコー下で筋や神経、関節を見て、刺鍼をイメージすることで、解剖学の知識の重要性を再認識できます。きっと、皆様の治療の再現性を高めることができるはずです。
今回は運動器疾患で最もメジャーな愁訴である「腰痛」にフォーカスした勉強会です。椎間関節へのエコー下刺鍼はデモとしてお見せします。(刺鍼の練習はありません)
書籍など二次元情報から得た知識だけでは、体表から関節(今回は椎間関節)を鍼で正確に狙うということは困難を極めます。勉強会では実際にエコーを用いて椎間関節を描出することで、三次元的に解剖学を理解し、刺鍼の見える化を図ります。
今回は椎間関節性腰痛にポイント絞ります。腰椎の椎間関節への刺鍼をエコーで「見える化」し、どの位置、どの方向に刺鍼すれば椎間関節を狙えるのか、そのイメージの解像度を高めれられたらと思います。
初学者の方を対象にした『腰痛・椎間関節障害についての概説』・『椎間関節のエコー解剖などを共有』したいと思います。椎間関節を実際にエコー下で確認することで、評価や治療の確度が高められます。
腰痛は、臨床現場で非常に多く遭遇する疾患です。基礎を理解し、自信をもって臨めるようにしていきましょう。
講師:穴田 夏希 先生(鍼灸師 / 柔道整復師 / 理学療法士)
トリプルライセンスの穴田先生です。鍼灸の分野以外からの視点を踏まえた、多角的な講義と経験が魅力です。公認心理師も含めるとなんと4つも国家資格を保有されています(すごい
講座概要8月24日(土) 15:00~16:30
『腰が痛い!椎間関節障害のみかた』
参加資格:森ノ宮医療学園校友会会員(卒業生・在校生)
費 用:無料
定 員:20名(先着順)
開催場所:森ノ宮医療学園専門学校 本校舎102教室
講 師:穴田 夏希 先生
①腰痛の概論
②椎間関節の解剖学的な特徴
③椎間関節性腰痛の評価について(理学療法士の観点)
④エコーを用いて椎間関節を実際に観察
⑤エコーを用いて椎間関節への刺鍼をデモンストレーション
⑥(要望があれば…)運動療法や徒手療法の説明など
専用のフォームから必要事項を記入の上、お申込みください。
定員20名(先着順)となります。
https://forms.gle/SaXXweuVzTYDXGEaA