【案内】接骨院・鍼灸院での主流の物理療法機器の特性と応用方法 – 校友会勉強会2024

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◆お知らせ

2024年6月18日（7/2更新）

校友会勉強会2024　森ノ宮医療学園校友会勉強会「接骨院・鍼灸院での主流の物理療法機器の特性と応用方法」　

最近の物理療法機器は進化が進み、大谷翔平選手をはじめ多くの世界的トップアスリートが治療やコンディショニングに使用していることはすでに広く知られています。

これらの物療機器は優れた効果が期待できますが、効果をより引き出し、それぞれの患者さんにどう活かすかには、物療機器の選択と技術が必要です。

先生方が培ってきた技術に物療機器をプラスすれば、まさに“鬼に金棒”です！

今回のセミナーではみどりの風接骨院で使用している「拡散型ショックウェーブ」、「ラジオスティム」、「フィジオソノ」、「フィジオアクティブ」を岩重先生はじめ精鋭スタッフがそれぞれ紹介します。ぜひ参加いただき、みどりの風接骨院の物療機器を選択した理由や活用法を学んでください！

【葉山直史（柔道整復学科）】

概要

表題：「接骨院・鍼灸院での主流の物理療法機器の特性と応用方法」
日時：2024年7月6日（土）16:00～18:00
場所：みどりの風接骨院
　（大阪市東成区中本3－15－18 地下鉄中央線・今里筋線「緑橋」駅下車（3番出口）
講師：みどりの風接骨院スタッフ（柔道整復師 / 理学療法士）
　　　酒井医療機器株式会社様

みどりの風接骨院院長 / 岩重先生からのメッセージ

《左》熊田先生（理学療法士）《中央》岩重院長（柔道整復師）《右》赤木先生（柔道整復師）

施術所で使用する物理療法機器の特性と応用方法の講座です。
各メーカーから様々な物理療法機器が販売される中で、如何に施術所のコンセプトに合わせた機器を選び、導入するかがポイントとなります。みどりの風接骨院での物理療法機器の使用目的や各スタッフごとのオリジナル使用方法などを紹介させて頂きます。

**ショックウェーブ【拡散型衝撃波】**/ **ラジオスティム【高周波（ラジオ波）温熱】**/ **オステオトロン【低出力パルス】**

ショックウェーブ【拡散型衝撃波】
拡散型衝撃波（Radial shockwave)とは、圧力の波が持つ機械的エネルギーのこと。
★作用★
➊ 神経末端への作用による鎮痛・除痛
➋ 組織への血流改善とサイトカイン誘導による修復・再生
➌ 筋、筋膜のリリース効果や石灰化の改善等の様々な効果が期待できます。

欧米では低侵襲（体にかかる負担）で有効な施術機器として、スポーツ選手をはじめとして広く使われています。

ラジオスティム【高周波（ラジオ波）温熱】
ラジオ波とは体組織内に深部熱を発生させ、その温熱効果により、特定の症状の改善を行う。
★作用★
➊ 軟部組織の伸張性・粘弾性亢進
➋ 血流増加・新陳代謝促進
➌ 筋スパズムの軽減

筋肉や脂肪層まで奥深く届くラジオ波（0.3～0.5MHz）という高周波によって、体内の水分や細胞分子などを振動させてジュール熱（摩擦熱）を発生させ、体全体の温度を内側から上昇させることで代謝が活性化します。これにより手技では届かない体の深部の痛みや筋緊張を効率よく改善する効果が期待できます。

オステオトロン【低出力パルス】
LIPUS（低出力超音波パルス）による刺激で骨折部分の骨形成を促進させる超音波骨折施術機器です。
★作用★
➊骨折部位の骨形成を促進（骨癒合期間を40％短縮）通常の骨癒合期間が50日の場合、40％の30日で骨癒合の方向に導きます。

難治性骨折などにも、効率的な施術が行えます。最近の研究では、骨組織だけではなく軟部組織（筋肉・靭帯・腱・軟骨等）の修復過程にも改善があることが報告されています。