【理学】実際の患者さんと共に実技演習授業を実施!

◆オンライン会報

2022年8月24日

【理学療法部会】実際の患者さんと共に実技演習授業を実施!

今年の6月に、理学療法学科2・3年生の客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination:OSCE)導入科目において、当事者(患者)参加型の実技演習授業を実施しました。この実技演習授業は、株式会社ALTURAのご協力のもと、12名の方々にご参加いただき実現することができました。 授業では、担当教員と学生がグループに分かれて、当事者への医療面接、コミュニケーション技法の実践、検査測定を一緒に実施しました。学生は緊張しながらも積極的に取り組んでおり、当事者の方々からのアドバイスを真剣に聞いている様子が印象的でした。

また、今回からの初めての試みとして、当事者との交流イベントも実施しました。このイベントは、学生が主体となって企画したものであり、当事者の方々のリハビリ体験談を聞いたり、ボッチャやモルックといったゲームを楽しんだりしました。

今回の実技演習授業や交流イベントを通して、当事者、学生、教員がピアサポートとしてお互いに支え合う関係に一歩近づくことができたと感じています。ご参加いただいた当事者の皆さま、株式会社ALTURAの皆さま、ありがとうございました。

【森ノ宮医療学園校友会 代議員 / 平川正彦(理学療法学科4期)】