第4回 校友会勉強会『仙腸関節のAKA』を開催

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平成29年10月31日(11月4日更新)

第4回 校友会勉強会『仙腸関節のAKA』を開催

平成29年10月28日(土)森ノ宮医療学園専門学校にて第4回校友会勉強会「脊椎手技療法の出発点」~ 仙腸関節うまく動かせていますか ~(仙腸関節のAKA)を開催しました。

参加人数:31名

世話人: 木塚 敬生 先生(森ノ宮医療学園専門学校講師 / 理学療法士 / 鍼灸師 / 愛染橋病院)

 

 

 

概要

仙腸関節は腰痛全体の原因の中で約10%を占めると言われています。また、仙腸関節を調整することは脊椎に対するアプローチの一つにもなります。今回、そのような仙腸関節に対して座学と実技<AKA(関節運動学アプローチ)>の両面から集中講義を行いました。
  • 関節内包運動の異常の要因
  • AKA:関節運動学的アプローチ
  • 仙腸関節の構造・機能・障害
  • 理学検査・関節運動検査
  • 運動療法・徒手療法・ストレッチ
要点の一つ目は、仙腸関節特有の動きを十分に理解することにあります。つまり、体幹が前屈および後屈した際に仙骨や腸骨はどのような動きをするかということです。
二つ目は、AKAを実践するにあたっては利点と欠点も知っておかねばなりません。 AKAは即効性はあるが一時的な効果であることが多いからです。仙腸関節に限らず関節機能不全は、筋力低下や組織短縮が根本的な問題として存在します。

アンケート結果

講義と実技の時間配分が良いとの受講者からの感想がありました。また、次回の木塚先生との勉強会を心待ちにしている方が沢山おられました。来年度以降も皆様の期待に応えられるような講座を開催したいと思います。

大変良い 21 / 良い 3 / 普通 2 / 無回答 1 / 未回収 4

【校友会鍼灸室:伊藤圭人(鍼灸学科31期)】