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平成29年10月4日
【新刊発売】季刊誌「鍼灸OSAKA」 126号
鍼灸OSAKA 126号発売!!
こんにちは!森ノ宮医療学園出版部です。
今回は、2017年夏号である 鍼灸OSAKAの新刊をご紹介させて頂きます。
今回の特集は 法律 です。
なんだか硬い話みたいだし、自分には関係なさそうと思われるかもしれませんが、
実はすべての鍼灸師に関係すること です。
鍼灸師の皆さんの身分は「あはき法」で定められています。
しかし!
鍼灸や伝統医療を国としてどのように扱うかを定めた
法律はありません。
今回の鍼灸OSAKAでは、そのような法律の必要性を述べています。
伝統医療振興基本法って何!?
今、日本の伝統医療をとりまく国際環境は慌しく変化しています。
例えば、中国の提案で始まったISO/TC249では
伝統医療の国際標準化 が進んでいます。
ここで決まったことは、日本で使われている資材や臨床・教育にも影響が及ぶ可能性があります。
こうした交渉の相手国諸国では医療資源・医療文化として伝統医療が評価され制度化されているのに対し,
日本では制度化されていません!!
また、来年更新される予定のWHO国際疾病分類(ICD-11)には、初めて伝統医学項目が収載される予定です。
こうした機運に乗って、日本の伝統医療がより一層活用されるようになるためにも、
日本の生活文化・伝統文化のひとつである鍼灸を、国民の医療の選択肢として保護・発展させていくための裏付けが必要です。
超高齢社会の日本で、これからの医療をどうしてゆくかは 大問題 です。
伝統医療に関わる専門家のみならず、未来の患者さんにとって、伝統医療が将来にわたってどのような存在であれば良いのかを考える切り口として
「伝統医療振興基本法(仮称)」 を取り上げています。
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