トレーナー活動報告 – 近畿大学硬式テニス部(6)

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平成29年9月22日

トレーナー活動報告 – 近畿大学硬式テニス部(6)

関西学生リーグ戦において近畿大学が準優勝しました。これによって学生王座選手権に出場となりとても大きな成果が出ました。
 
 

スポーツトレーナーの実際 ~テーピング編~

このテーピングは主に三角筋をプロテクトする場合に用いられ、外転時における同筋の運動補助する役割があります。
その他、肩関節に関するテーピングでも用途に応じて数種類の方法が存在します。
違うパターンの三角筋プロテクト

脇腹へのテーピングは肩関節周囲炎の時などを含め前鋸筋へのアプローチを目的とすると効果があります。

トーナメントの後半は、筋肉痛等の疲労により特にザーブ時のスウィングスピードが落ちますが、前鋸筋をプロテクト(補助)することによりスウィングスピードが安定するので処置をしています。

試合中にもテーピング使用、アップ時まで使用するか否かは選手のフィジカルを診たうえで選手と話し合って決められます。また、背部、腰部の疼痛の有無や疲労性による関節可動域低下など、全ては選手の状況を把握し、選手のリクエストによってパターンを変えています。

 

足底腱膜のプロテクトは長距離の陸上選手や長時間稼働する競技にも好評です。

『テーピングにおいては同様のパターンであっても、少しポイントをズラして貼ったり、関節のポジションを変えたりすることで、サポート力が大きく変わってくる』と、池田先生は言います。

 
 
 【校友会総務:房前 素徳】