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平成29年9月12日
森ノ宮医療大学の先生方が研究発表 !!
9月2日・3日に神戸学院大学ポートピアキャンパスで行われた『第6回 エビデンスに基づく統合医療(eBIM)研究会』において
森美侑紀先生、増山祥子先生、大川祐世先生が研究成果を発表されました。
今回の研究発表ではアカデミアとしての本大学の存在が大きくアピールされたと思います。
ところで、テーマは「統合医療~患者目線の連携とは~」
医師・薬剤師・看護師・鍼灸師・柔道整復師・アロマセラピー・ヨーガ療法…と
医療に関わる多くの分野から多数の参加者があり、素晴らしい医療連携の取り組みが報告されました。
筋損傷モデルラットに対する植物精油の筋修復作用
近年、メディカルアロマがクローズアップされています。
森美侑紀先生(森ノ宮医療大学 准教授)はラベンダーの精油が筋損傷を修復させることを、ラットをモデルに組織学的な検証を行った結果を発表されました。
筋肉痛などの治療法として朗報です。
がん患者の緩和ケアにおける鍼施術症例集積活動における課題抽出
増山祥子先生(森ノ宮医療大学 講師)は、2015年から3年にわたって大阪急性期総合医療センター緩和ケアチームとして入院中のがん患者さんたち26名に鍼治療を行った結果の効果と課題を報告されています。
現在は治療者数も増えているとのことで、今後に期待が寄せられています。
国内の鍼灸関連文献のデータベース化
鍼灸文献のデータベースの充実は、国内外の鍼灸の研究、教育、臨床で重要です。
大川祐世先生(森ノ宮医療大学 助教)は全日本鍼灸学会との協働で、国内の鍼灸関連の文献をデータベース化を行っています。
今年度内には新たな書誌情報が追加され、23,500文献を超える予定とのことです。
『エビデンスに基づく統合医療研究会』は一般社団法人 日本統合医療学会が主催する学会・シンポジウムです。
↑ 詳しくは画像をクリックしてeBIMのホームページへ ↑
【森ノ宮医療学園出版部:廣長 愉美】