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平成29年4月21日
校友会勉強会を開催しました
平成29年4月15日(土)専門学校本校舎1階106教室にて 今年度1回目となる「校友会勉強会」を開催しました。
参加人数:27名
世話人:内田夕喜 先生(弁護士 / 新田法律会計特許総合事務所)
資料:冊子と漫画
今回お世話いただいた内田先生は女性らしさと丁寧な進行の下、60分間の講演があっという間に終わりました。
少々緊張されていたようですが、急な質問にも間をおいて考え対応下さりました。
その後、全体の前で約20分間の質疑応答も丁寧に回答していただいた上に、個々人の質問にも1階学生ホールで丁寧にお答えいただきました。
アンケートからも今回の勉強の重要性を理解していただいた方が多数で、カルテを書くにあたり、新たに必要項目の確認を考えた方は多数いらっしゃったかもしれません。
【校友会総務:房前素徳】
概要
「トラブルから守るカルテの書き方」【講義形式】
~鍼灸院・接骨院を経営していくにあたって大切なコト~
内田 夕喜 先生 (弁護士)
– 新田法律会計特許総合事務所 –
鍼灸院・接骨院は社会と関わりをもって経営していくという点では何ら企業と変わりありません。様々な「法的問題」を抱える可能性が存在するのです。鍼灸院を例にとると、鍼を人体に刺入する医療行為は特殊な問題が起こりえます。また、接骨院においても施術に関わるトラブルは否定できません。これらは一般的な企業とは少し異なることです。
ひとたび問題が起これば、人の生命・身体に影響を及ぼしえる重大なものです。
そのような時、問題が起こった初期段階で弁護士に相談することにより、適切な判断を得、本来負うべき責任を把握することができます。その後の対応にも活かすことができるので大切です。
もちろん、問題が起こる前の体制づくりを弁護士と相談すること、予め問題発生を予防することが最も大切です。
平成29年度の第1回校友会勉強会は例年通り、法的な側面からみた施術所運営についての講義です。自分を守る最大の証拠「カルテの正しい書き方」についてです。自分の院を持とうとする方には必須の講義です。既に長く院を構えている人も同様です。どうしても、治療や経営と言った部分に目を向けられがちですが、もう一度「自分と顧客の安全を守ることを意識する。」そのような機会であることを願います。