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平成28年12月8日
北陸(富山)地域交流会&勉強会
平成28年11月26日(土)・27日(日)に富山市で森ノ宮医療学園校友会 北陸(富山)地域交流会が開催されました。
今回、取材として同行させていただきましたので、その模様を報告させていただきます。実は富山は昨年、校友会報15号の卒業生、清水 誠先生のインタビューで訪れており、先生との再会も楽しみの一つでした。
大阪から富山へは、上越新幹線の開通で、JR特急サンダーバードが金沢止まりとなり、新幹線「つるぎ」に乗り換えることになりました。私をはじめ関西からの参加者のほとんどが「つるぎ」初乗車で、写真撮影等まるで子どもに戻ったようでした。
さて、肝心の交流会(懇親会)は、初日夕刻から開かれ、浜田 暁会長を筆頭に関西からの参加者と富山在住の卒業生等総勢14名、さらに勉強会の講師、津田昌樹先生も参加していただき、日常と違ったゆったりした雰囲気のなか地元の海の幸と銘酒で楽しく過ごしました。
翌日は9時から津田先生による「接触鍼法の臨床応用-社会鍼灸学と慢性疼痛の視点から」と題する講義と実技指導。
日本の将来人口動態をからめ、現代医療のなかでの鍼灸の位置づけや課題について、非常にわかりやすい説明とシビアな指摘で喝を入れられた感じです。保険診療等鍼灸の受療拡大に尽力されている先生だけでなく非常に参考になる内容だったと思います。
また、経絡治療と東方会の接触鍼がミックスされた見事な鍼の手技、特に押し手の使い方はこれまで取材した接触鍼とも異なりました。特に、レクチャーを受けた卒業生は鍼を通じて被験者の体から伝わる気のひびきに感動していたようです。またすでに熟練の域にある鍼灸師の先生方も非常に勉強になったとのことでした。
今回、取材という役得に恵まれ、素晴らしい経験をさせていただきました。そのチャンスを与えていただいた校友会そして先生方に感謝しています。
【森ノ宮医療学園 出版部 廣長愉美】